現在2歳10ヶ月の娘と、毎晩プチ感トレをするようになって1年余りがたちました。
家庭のほかに私には職場、娘には保育所という居場所があり毎日そこで長い時間を過ごしているので、うれしかったこと・反省したこと・悲しかったこと・腹立たしかったことなどその日あった出来事とその思いを共有しあっています。
先日、娘がお友達や先生の好きなところを話してくれていたときに「○○ちゃん(←娘の名前)はどんな人になりたい?」と何気なく問い掛けてみると
「くすのき(楠)になりたい」
と答えました。
なぜ楠?いつも保育所の行き帰りに神社で遊んでいるから?と疑問に思いながら理由を聞いてみると・・・
「くすのきいい匂いやし根っこに乗って遊べるし、さわさわそわそわってやさしくしゃべるし好きやねん」
「くすのきはおっきいから迷子にならんし、ママお仕事行っても遠くから○○ちゃんのこと見えるからお仕事いっぱい頑張れるやろ?」
「くすのきは葉っぱがいっぱいあって日陰もいっぱいあるから、ママみたいに暑いとくらくらする人もみーんな涼しくなれるし気持ちいいから」
楠をそんなふうに瑞瑞しい感覚で見ていたことにも驚きましたが、小さな子どもでも母親を含めて誰かの役に立ちたい、みんなに喜んでほしいという素直な気持ちがあることに気づかされました。
こうやって少しずつ母親と自分だけの世界から外へと意識が向かっていく様子に成長を感じ、時にさみしい気持ちや不満をぶつけながらも励ましてくれる娘に改めてありがたいなぁと感じました。 |
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