>この様な全員参加の会議(勉強会)にも拘わらず皆の興味・関心が深まっていったのは、その時々の時事問題や経営上の実践的問題から出発しながら、底に達するまで徹底して原因を分析し人類の原基構造を解明するという、流れの繰り返しでやってきたからではないかと思われます。<
現実の問題をどう突破して行くのか?それに答えを出そうとすれば、深い原因分析が必要で、原因分析ができたら、その先、どうやったらうまくいくか、その可能性の基盤は?という方向へ思考を進めて行くことになる。
その追求活力の源泉は、現実の必要性(問題を突破する)と、問題を突破して行きたいというみんなの期待。
さらに、実現論形成過程ですごいのは、一企業の問題(課題)に留まらず、社会全体の問題を普遍的に捉えていること、そして、それが、人類の種としての危機の察知にまで至り、同時に、その突破口も示せたこと。
文字通り、人類全体としての期待に応えようとする追求が1つの形として結実したのが実現論と言っても良いのではないか。
|
|