>8世紀に体制側であった百済・天皇系は、すべての神社を伊勢神宮を頂点とする百済・天皇系の神社(祭神)に塗り替えていてもおかしくないはず。(196790)
>@百済・天皇系は、新羅系スサノオ一族である大物主大神(おおものぬしおおかみ)を祭っている『三輪山』を、伊勢神宮よりも格段上位とみなして畏れ敬っていた点。(三輪山と大物主に関しては、記紀にも特別な存在として記載されている)(196790)
さすがにすべてを塗り替えるのは無理でしょうが、その中枢を引き抜くことで塗り替えを行った様です。具体的には、三輪山の神を伊勢に移すというとんでもないことをやっていたのです。
>伊勢への遷座は大化改新から藤原京ころまでの七世紀後半に行なわれた。どのようなことが行なわれたのか。前代未聞のことが行なわれた。大王家の「氏神」を三輪山から抜き取り、伊勢に遷したのである。遷された神はもはや、一「氏神」なぞではなかった。大大和=日本の「国家神=天皇霊」であった。これが天照大神である。 (mansongeの「ニッポン民俗学」よりリンク)
それは無理あるよ!とつっこみたくなるのですが、古い神を信仰する人達を、新しい神に塗り替えさせようとするなら、古い神を否定して貶めるより、古い神の威厳を利用して、新しい神を生み出す方がうまくいくのでしょうね。 |
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