仕事の成果の報告の場面では、状況認識や根拠を問われる場面が多くなりつつある。
自分は誰よりも具体的な課題の中身に突っ込み追求してきたのだから、一番中身に精通しているはずである。しかし、改めて説明を求められる場面になると論理整合しない説明になることが多い。
重要なのは、報告を求める側は、常にそれらの成果を他のプロジェクトのメンバー、或いは上司、依頼されたお客さんにどのように説明するかを考えながら聞いているということだ。
自分は何が必要なのか潜在思念では感じながら仕事をしている。大きくずれている訳ではないが伝わらない。
自集団内では説明が分かり難くても許されるが、成果が組織を離れ社会空間に出て行く場面では、伝える中身そのものが圧倒的な評価圧力に晒される訳でそこでは甘えは許されない。
いくら潜在思念で感じても、最も評価される内容は相手や社会が置かれている状況認識と捉えた課題の的確さ、そこから組み立てた構造認識=言葉化が重要なんだということを認識しておかなければならない。 |
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