経済破局は来るのか?
194958 「世界金融危機は、どう決着するか 8 突然、旧ドル2:新ドル1に切り下げ」の可能性について
 
TAB ( 壮年 ) 08/12/16 AM04 【印刷用へ
>「1月21日以後、米政府は、FRBを事務局に新ドルを発行し、旧ドルとの交換比率は(例えば)2:1とする。」 

>新ドル換算では、米国の対外債務(借金)は1000兆円に減ります。日本の対外債権610兆円(主は米国の対外債務:07年末)も、新ドルでは、305兆円と半分に減ります。


アメリカが‘70以降、彼らの意のままやってこられたのは所詮、力の背景があってこそ。今や世界のお荷物と言われるアメリカに彼らだけに都合のよい策を他国に一方的に認めさせる力はない。先進国で未だに追従一辺倒の日本は例外だろう。

吉田氏が、今回アメリカが取りうる可能性として示唆されている新ドル(交換比率 新ドル:旧ドル=(たとえば)2:1)の発行についても、従来からの自国にだけ都合のよい施策を一方的に他国に認めさせる従来のアメリカのやり方と同じで、果してそれを他国、例えば世界最大の米国債保有国の中国を認めさせることができるかなどの疑問は確かにある。

しかし吉田氏がレポートにも書かれている通り、今回の金融危機で重症のアメリカが取りうる策として、モラトリアム的な施策の「旧ドル2:新ドル1に切り下げ」の可能性は十分高いと思われる。それほどアメリカは追い詰められていると見るべきではないだろうか。
世界最大の債務国として他国との協調を考える余裕はない。

その意味でアメリカの絶対的力を背景に行なわれた‘70年の「金ドル交換停止」の一方的宣言とは時代やアメリカの状況が違うのではないか。
 
List
  この記事は 193661 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_194958
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
自我ではなく、共認こそ原点である
自我とは?(フロイトとラカン)
個人主義<=>全体主義 と、利己主義<=>利他主義
現実否定の自己欺瞞
社会運動の自己欺瞞
市民という言葉の欺瞞
自然法、基本的人権とは何か−1
自然法、基本的人権とは何か−2
自然法、基本的人権とは何か−3
前夜の意識状況3 無用となった感応観念(価値観念や規範観念)
構造認識の現況1 否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」
構造認識の現況3 既成観念の全的否定
観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ
観念パラダイムの逆転2 現実否定の倒錯思考
観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である
「現実=自分自身」は事実認識(構造論)の核心部
新たなグランドセオリーとしての実現論1−グランドセオリーとは何か
新たなグランドセオリーとしての実現論2−傍観者、あるいは引きこもりとしてのアカデミズム
近代思想は宗教と同根
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
若者が実感できる『旧観念』
「何でだろう?」を封印してきた価値観念
同化に不可能視はいらない
相手の感情を前提にしたら『権利』など崩壊する

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp