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19319 |
驚くほど人間っぽい |
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西知子 ( 26 京都 秘書 ) |
01/12/25 PM10 【】 |
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>肉食哺乳類の<狩り>に見られる作戦と分業行動など
確かに敵を前にしたときの行動は、サルに限らず他の動物でも色んな形態(作戦)をとっています。
でも、以前私がチンパンジーの群れのビデオを見て感心した(人間と一緒や〜と思った)のは、普段の生活の様子でした。
オスは毎日毎日、群れの中で序列闘争をやっていました。単純な性闘争というより、まさに序列闘争って感じなのです。
性闘争なら、決着がつくまで戦いますよね。夫々が敵で、そして勝敗が決まったら、それはほぼ絶対的なものですよね。(少なくともその発情期中は。確か…)
でもチンパンジーは、ちょっと形勢が怪しくなったら一旦参ったしますが、すぐ味方を引き連れて意気揚揚と再チャレンジしてきます。しかもその味方は、一応共にボスを倒そうとする同志ですが、隙あらば自分の方がボスになってやろうとか思ってますので、その辺は計算高く状況判断してます。ボスでさえ、力だけでは統率できず、有力な部下にゴマをすったりして派閥争いに必死です。一方で、相手にされないと寂しそうにして仲間に入れてもらったり、規範を破ってボスに叱られると仲直りのスキンシップをしに行ったりします。
評価を気にしながらの駆け引き・肯定感を求める期待は、武力闘争時代・利益競争時代の人間とホント何も変わりありませんでした。
性欲や食欲や危機逃避などの、本能に基づいた行動では説明のつかない行動が、サルの日常の大部分を占めていたように思いました。
サルの場合、食料確保は比較的容易な課題のようで、それよりも同集団内の評価争い・勢力争いに日々頭を悩ませているようでした。
私は、これってすでに、共認(心の)充足こそが活きる目的(?)で、その欠乏が主エネルギー源になってるんじゃないかと思います。(ただしチンパンジーは、真猿ですよね。原猿は、あんまり知りません…) |
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19392 |
Re:人間っぽい |
蘆原健吾 |
01/12/26 PM04 |
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