日本人の起源(縄文・弥生・大和)
191322 新羅系と百済系の変遷:実をとった百済系
 
阿部佳容子 ( 46 大阪 営業 ) 08/11/02 PM08 【印刷用へ
山澤さんの投稿の「応神系」「継体系」という捉え方を、「新羅系」「百済系」と捉え直すと、これまでの投稿と整合すると思います。

継体紀の磐井の乱では、ヤマトは百済につき、磐井は新羅についています。このことから、当時のヤマト=継体天皇は百済系であったと思われます。

継体は、もともと、子のいなかった武烈天皇の後継者として、応神天皇の5世孫という触れ込みで福井県から連れてこられた天皇です。出自がやましさは、「継体」という名前にも現れています。捏造天皇の疑い濃厚(191015)。

継体の次は、彼の2皇子が安閑・宣化天皇として治めたと系譜にはありますが、実際には2皇子の朝廷と(その次の天皇である)欽明天皇の並存、もしくは2皇子は非常に短命(≒暗殺)で即位の事実はない、とまでいわれており、何らかの変革(王権奪取)があったと考えられます。つまり、継体→欽明への交替は、百済系→新羅系へのヤマト主導権の移行、と捉えることができます。実際、欽明〜推古天皇までは、新羅系≒蘇我氏が朝廷を牛耳ります。

再度逆転。
乙巳の変で、再度、百済系≒天智天皇が台頭します。

再々逆転。
天武天皇で新羅系となりますが、最後の逆転。
持統天皇以降は百済系となり、桓武天皇で百済系王朝が確立します(191168)。

以上をまとめると、下記のようになります。

継体天皇(1代):百済系
 ↓
欽明天皇〜数代:新羅系(蘇我氏)
 ↓
天智天皇(1代):百済系
 ↓
天武天皇(1代):新羅系
 ↓
持統天皇〜数代:百済系
 ↓
桓武天皇〜永代:百済系


武烈→継体の段階でも断絶があります(武烈以前の系統については今後の追求課題)。

継体の即位は506年、持統の即位は687年、桓武の即位は794年。
少なくとも180年、普通にみても300年間(武烈以前を入れるともっと長くなる)、百済と新羅は日本国内において、しのぎを削っていたといえます。

おそらく発端としては、加羅の支配を巡る2国の闘争があったと思われます(磐井の乱も、その流れの中にある)。

663年、白村江の戦いで百済は滅亡し、676年に新羅が半島を統一しますが、実は、百済は、早々と舞台を日本に移し、盤石で永代の支配権を手にいれた、ということだと思います。
 
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