国家とは、統合機関である。
つまりその統合軸を変える事は、国家を変えることに直結する。
これは大きな発想の転換であり、気付きです。
今まで「国家を変える」と言うと、政党を作って、選挙で当選して、国会議員になって・・・という発想しかありませんでした。
しかしこれは、国会や内閣が統合機関として十全に機能していればの話です。昨今の内閣や国会を見るにもはや統合機関の体をなしていません。
現在はむしろ世論=共認によって統合されている。
故に、共認形成力絶大なマスコミが統合階級にのし上がってきた、と言うのが実体です。
「国家」を、「内閣」や「国会」といった狭い枠だけで見てしまうとそこに入るしか道がない様に思ってしまいますが、
「国家とは、統合機関である」
と言う事に気付けば、全く違う可能性が見えてきます。
つまり、機能不全に陥った旧い統合軸に代わる、新たな統合軸を追求する活動。
そしてそれを社会共認に昇華させる、その為に、マスコミに代わる共認形成の場を作って行く活動。
これこそが、「統合」という国家の本来の機能そのものにダイレクトにメスを入れる活動であり、社会を変える最も有意義な活動と成りうるのだと思います。 |
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