>経済破局や環境破壊の危機は、数字や構造認識(経済破局や環境破壊の危機は、数字や構造認識(つまりは観念)によってしか把握できない。もちろん観念で把握しても危機回路は作動するが、その前提をなすのが既成観念なので、結局、支配観念に絡め取られて突破できずに終るor専門家(統合階級)に委ねられて終う。(18571)
今や環境問題が世の重要課題となっている。先のサミットでの重要項目でもあり、北京オリンピックのテーマも環境問題であった。
近年起こる異常気象(ゲリラ豪雨、巨大台風等)が「このままではヤバイぞ。」と、直接的に危機回路を刺激してくる。
即 環境破壊、地球温暖化、温室ガス(CO2)が原因だと関連づけて頭に浮かぶのは、数字や構造認識による自らの観念に依るものではなく、マスコミによるCO2の増加→地球温暖化→流氷の上に取り残された飢えた白クマ親子の姿や壊滅する珊瑚礁、オゾンホールの映像とCO2削減、エコ キャンペーンによりすり込まれた観念による物だ。
考える間もなくエコ、CO2削減は、良いこと。その実現のためにはいくら資金(予算)をつぎ込んでも許される、当然のことだと言う世論を作り上げた。
この市場とマスコミが作り上げた嘘を見抜く為には、社会の構造と環境問題の関係の追求と構造化意外にはない。
その先に環境問題の本当の回答が見えるはずだ。 |
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