経済破局について扱った。その中で、世界に先駆け「豊かさ実現」と「バブル崩壊」を経験した日本が紹介されていた。
その事実から、日本企業の経営は、世界の中でも比較的健全、かつ適応力が高いのではないかと感じた。
豊かさが実現し、モノが売れなくなり、本当に必要なものは何かと考えはじめた企業。バブルと共に、市場の幻想価値すら崩壊し、その反省を刻みつけた企業。さらには、日本全体が共認社会に転換したことにより、自集団は、社会があってのことと捉えはじめている企業が増えているのではないか。
経済破局という間近に迫った暗い現実を捉えたときの突破口、一筋の光を感じた内容だった。 |
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