日本人と縄文体質
183555 「倭」と「ヤマト」は似て非なるもの〜「倭=日本」と教え続けるのは、天皇家の出身地を隠すため?
 
猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 08/08/19 PM01 【印刷用へ
『「倭」と「ヤマト」は似て非なるもの』(日本人および日本の誕生)リンクより転載します。
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▼「倭」と「ヤマト」は似て非なるもの

「日本」は古来「倭」と呼ばれてきたと思われているが、実は「倭」と「ヤマト」は似て非なるものだ。「中国人」(中国人とは何かというのも非常にやっかいな問題ではあるが)は「倭」や「倭人」をどのように認識していたのか。これは時代によって変遷しているが、基本的には中国東方の「海人」(海の民)を指している。

『山海経』(前漢以前)には、「蓋(平壌付近か)は燕(北京が都の国)の南、倭の北にあり、倭は燕に属している」とある。つまり、「倭」は朝鮮半島中部(ソウル付近か)にあると記述されている。次に、『漢書』(一世紀)には「楽浪海中の倭人」の記述が登場する。「楽浪海」とは楽浪郡の西の黄海北部を言う。遼東半島や朝鮮北部沿岸などに住む海人のことだ。
(注)「楽浪海」とは、当然ニッポンが浮かぶ海を指して「楽浪郡のある半島の向こうの海」の謂いだとする、何の屈託もない「常識論」があるが、安直に過ぎると言わざるを得ない。もしそこを指すのなら「東海」と表記するのが当時の常識である。

その次が『魏志倭人伝』(三世紀)となるが、ここには「倭人」と「倭の水人」がいる。「倭の水人」と言うのは、入れ墨をしている云々と書かれている例の人々である。この「倭の水人」とは、実は『漢書』に出てくる「東テイ人」のことで、そこには「江南、会稽海外」にいるとある(会稽は呉と争った越の故地)。先の「楽浪海中の倭人」と対の記述で、楽浪海より南海にいる海人を指している。これが『倭人伝』にも引き継がれていて、「倭の水人」は「会稽東冶の東にいる」とあるのは有名である。

ここまでをまとめると、倭がもともとヤマトを指す言葉ではないことははっきりしている。しかしこうも言える。ヤマトが倭を引き受けるのは、自らが海人であるということだ。ところで『倭人伝』中の「邪馬台国」だが、記述を鵜呑みすれば、それは奄美から琉球諸島あたりにあったことになる。が、これも「倭」が黄海から東シナ海までの中国東海にいたのならふさわしく、何の不思議もないとも言えよう。
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「倭=日本」と認識させられてきたのは、天皇家の出身=「朝鮮」という構図がバレてしまうから?
 
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