>この幻想共認(幻想への可能性収束)によって作り出された、市場商品の価格と一般農産物の価格との価格格差こそ、市場拡大のテコとも原動力ともなった市場の秘密の仕組みである。
幻想共認した(できた)のは、なんで?って素朴な疑問が浮かんできた。
サロンで出てきた意見は、
・異性を惹きつけたい。気に入られたいから。
・もとは、キラキラした石などを珍しいものとして、幻想性を高めたようなイメージ。
・性欠乏を刺激したから。
・王様が気に入って買ってくれたら、それがお墨付きになる。
・対象は、暇を持て余しているお金持ち。
・性幻想を高めるようにもっていった。
等々、でもなんかしっくりこない。
そこで改めて、外圧状況を踏まえ、自分が王様(権力者)に同化して考えてみた。
外圧状況は、掠奪闘争・武力闘争が一旦終息し、緊張状態から解かれた解脱収束して性欠乏を肥大させた王様、そこには商人が色々な品物を売りに来る。
でも商人がいくら誇大な説明をしても、自分なら胡散臭さを感じ、素直には買わないだろう。そこまで商人を信用すると思えない。
そこで登場するのが、支配階級(王様)の女たち。おねだりで『買って〜』って言われたら、『まあ、いいかっ』ってなったのではないだろうか。
だとすれば、商人も直接王様に商品説明するのではなく、女たちを味方(うまく騙して)にできたから、幻想共認が成立したのではないのだろうか。 |
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