「人間完璧にわかりあえるものではないので、全ての人々が幸せになるには、自分だけの精神世界で宇宙の真理(?)と繋がる必要がある。そうすることで全ての人々が幸せになっていく。」
今流行している「スピリチュアル」と呼ばれるものには、このよう考えもあるらしい。
>実際、彼らは頭の中だけで自らの存在(下半身)を否定して、感応観念に収束した。観念の倒錯である。しかし、現実の存在(自らの下半身)を頭の中で否定することはできても、現実に否定することは出来ない。そうである以上、頭の中だけで現実=自らの存在を否定するのは自己欺瞞であり、その自己欺瞞の故に意識と存在(思想と現実)は必然的に断絶し、分裂することになる。(20054)
まさに、現実の存在(=人間は共認動物であるということ)を否定して感応観念に収束していた、観念の倒錯だ。「人々との間の共認から日々充足を得ている」ということを完全に無視した傲慢な思想であるように感じる。
この思想に傾倒している人たちには、まず、感謝と謝罪のトレーニングが必要なのかもしれない。 |
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