実現論を塗り重ねてゆく
175379 「社会の役に立ちたい」という思いが浪費されている。
 
永峰正規 ( 30代 香川 建築士 ) 08/04/28 AM09 【印刷用へ
福祉問題、環境問題、子育て問題等、様々な問題に対する運動は、新たな突破口を見出す事も無く、行き詰まり感を感じながらも、延々と続けられている。
どれも市場社会が生み出した負の部分であり、効率性・快適性を優先するが故に切り捨てられてきた問題である。

本来であれば、市場社会そのものを変えることが、先の問題解決には必要な事だが、それに対しては「変えられない現実」と捉え、身近な問題に対する活動に終始しているので、行き詰まり感は増大し、運動そのものも発展していかない。

そんな状況にある様々な運動が、延々と続けられているのは何故か?

それは、それらの運動に参加する人たちが、明確な問題意識を持って参加しているのではなく、社会の役に立ちたいという思いで参加しているからだと思う。

社会の役に立てそうなことの選択肢の一つとして福祉問題、環境問題、子育て問題等が選ばれているに過ぎず、参加してみたものの変えられない現実と行き詰まり感を知り、長続きせずにやめていく。
これをひたすら繰り返しているのではないだろうか。

社会の役に立ちたいという思いが、市場社会が生み出した負の部分を補完する運動を支えている。
この事で消費されるエネルギーが無駄になっていくのはあまりにももったいない。

社会の役に立ちたいという思いが本当にまっとうされる選択肢、それを導き出す新理論がなければ、活力の浪費を食い止める事は出来ないだろう。
 
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