最近のブログ群を俯瞰してみると、マスコミ支配、アメリカ支配、手下化した政治家もすでに当たり前のこととして認識されている。また、世界の国家間闘争の構造も市場を牛耳る金融資本(金貸し)の実態も徐々に暴かれつつある。
これらは決してマスコミでは取り上げられない多くの事実が多数のブログで取り上げられ、それが積み重なることで新しい認識が形成される過程といえる。そのさまは、今まで縛り付けられてきたもの=旧観念からの覚醒・脱却の段階といっても過言ではないだろう。
それを裏付けるかのように、(都合の悪い)権力側からはネットやブログに対する圧力もかかりつつあるが、この覚醒=事実追求のベクトルと活力は止めようもないものに育ってきている。
権力にも屈しないブログの力となっているのは、「集客」という評価だろう。そして集客の基盤(=魅力)は、マスコミには取り上げられない事実と人々の目線に立った評価・分析が多くの共感を得ていることにある。
しかしネット上では有用な情報が一気に広がるという影響力を持つ反面、多くの情報が流れ去ってしまっている印象も拭えない。これは、情報が構造化されていかないことによるのだろう。
ブログにおける次の段階としての期待だが、行き詰まった社会状況と古い価値観に対して新しい認識=次代を切り開く答えを提示する認識競争へと移行していって欲しいと思う。それこそがみんなが期待していることだと思う。 |
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