>生存圧力を背景とする同類闘争(掠奪闘争や私権闘争)から、同類圧力を背景とする同類闘争へと脱皮するしかない。30282<
考えてみれば、同類圧力の中味は私権闘争だけではない。
共認充足をどうしたら得られるか、とか、
役割をどうしたらまっとうできるか、とか、
どうやって評価軸をつくっていくのか、とか、
「みんなの課題」といえるような課題は昔からたくさんあった。
環境問題や教育問題もその地平の問題だ。
でも、「私権だけ・自分だけ」、という問題意識では、本来はみんなの問題として考えないと解決しない不全もすべて私権課題にすりかわり、狭い範囲でしか思考することができなかったのだ。
同類圧力を背景とする同類圧力とは、生存圧力、私権圧力の拘束から解き放たれ、自由に思考する時代になったということ。 |
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