経済破局は来るのか?
173816 中国のネット言論の状況@
 
渡辺卓郎 ( 36 東京 設計士 ) 08/04/09 PM11 【印刷用へ
中国で暮らしている日本人が書いているブログに、中国のネット規制の状況が書かれています。それによると。。。
【中華的雑記帳: 中国のインターネット規制(1) リンク 】

・自分で書いているブログがプロバイダごと遮断された
・中国語、日本語Wikipediaが閲覧禁止
・BBCニュースサイトは全面的に閲覧禁止
・CNNも内容によって接続できない
・党大会前など報道規制時にはGoogleが全面的に遮断
(中国政府、グーグルを遮断 | WIRED VISION リンク )
・ポルノサイトは禁止(中国では性器・性行為の描写は禁止)
・プロクシ経由で禁止されているサイトにアクセスすると自宅に公安がやってくるらしい
・ネットカフェ利用には身分証の提示が必要
・サイト管理者は完全な身元情報による登録が必要
・独立したサイトは事実上許可されない
-------------------------------------------

基本的に、党の方針にそぐわないニュースをネットで流すことは法律で禁止されています。
『互聯網新聞信息服務管理規定』
インターネット・ニュース情報サービス管理規定によると、ニュースサイトは経済的・社会的進歩を促す健全なニュースを報じる義務があり、下記のようなニュースは禁止される。

1.憲法が定める基本原則に違反するもの。
2.国家の安全を害し、国家機密を朗詠し、国家政権を転覆し、国家統一を破壊するもの。
3.国家の栄誉および利益を害するもの。
4.民族的憎悪、民族差別を扇動し、民族の団結を破壊するもの。
5.国家の宗教政策を破壊し、邪教や封建的迷信を宣伝するもの。
6.デマを流し、社会秩序を騒乱し、社会の安定を破壊するもの。
7.わいせつ、色情、賭博、暴力、恐怖を散布し、または犯罪を教唆するもの。
8.他人を侮辱または誹謗し、他人の合法的利益を侵害するもの。
9.不法な集会、結社、行進、デモ、群集を扇動し、社会秩序を騒乱するもの。
10.不法な民間組織の名義で活動をおこなうもの。
11.法律、行政法規が禁止するその他の内容を含むもの。
-------------------------------------------

ネットの言論を統制する技術に関しては日本よりも進んでいるかも知れない。
【TK's BLOG : 中国のインターネット規制 リンク 】
>アメリカ国務省の調査では、中国にはインターネット規制のために
>少なくとも3万人以上の専門家が政府職員として雇われており、政
>府の意図に反するインターネット利用者(政府・共産党への批判な
>ど)を取り締まっているそうだ。

>国内のネット利用者がWWWに接続する場合、政府機関によって厳
>重管理された6つの仲介コネクション(ゲートウェイ)を経由しなけれ
>ば接続できないようにしている。民間のプロバイダーも存在するが、
>その民間プロバイダーもこの6つのゲートウェイを経由しなければ接
>続できない。

>国内利用者が外国などの有害サイトへの接続する際には、このゲ
>ートウェイと大防火壁(グレート・ファイアーウォール)といわれるシ
>ステムを利用し、有害サイトへの接続を止めたり、電子メールに「
>民主主義」「台湾独立」などの特定用語があった場合にそれを自動
>削除したりしているそうだ。
-------------------------------------------

ネットでの自由な言論を規制する一方、工作員を養成して言論の誘導を行っているようです。当然、その活動は中国国内だけではなく、留学生や移民によって、各国で行われているでしょう。早い話がスパイです。
【中国政府ネット世論操作の秘密部隊を養成 リンク 】
>22日付香港紙、明報などは、中国政府がインターネット上の伝言
>板などに流れる言動を統制するため、 一般市民を装いながら反政
>府的な言動に反論し、世論を政府の望む方向に導く「地下評論員」
>を育成していると報じた。

>評論員は、過去1年間で少なくとも3つの省や市で100人以上が
>育成され、今年4月から既に活動を始めているという。
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〜Aに続く
 
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