市場は環境を守れない、社会を統合できない
17260 マネー経済の急拡大
 
井上宏 ( 39 新潟 建築コンサル ) 01/11/28 AM01 【印刷用へ
「マネー経済」という言葉があります。これはお金を商品とみなしてお金自体を売り買いしたり、株を売買したりすることをさします。このマネー経済が1980年以降急激に拡大し、

1980年当時
  実物経済:マネー経済=9:1
2000年には
  実物経済:マネー経済=1:9

にひっくりかえっているようです。もちろん実物経済はこの間おおむね成長を続けたので、マネー経済が急激拡大したことを示しています。
(※実物経済とは、ものを買ったり、サービスを受けたりするときのお金のやりとりの事を指す。このデータは「経済ニュースが面白いほどわかる本」から引用)

これはどう考えたらいいのでしょうか?
ちょっとデータがないのでなんともいえないのですが、実感では自分のような一般人は、株や投資をやらない限りそれほどマネー経済に関与していないように感じます。
おそらく金融のプロたちが扱う量が急拡大したのではないでしょうか?以前巨額損失で問題になった金融派生商品(デリバティブ)や、M&A、株式相場を左右するための仕手戦、そして為替相場の操作のため・・・・それらのために世界を移動マネーが急拡大したのではないでしょうか?

これは、雪竹さんの言われる「歴史的役割を終えた」株式市場を含む金融市場がむしろ拡大していることを示すものだと思います。そして市場の闇の部分が1980年以降急拡大したことを示しています。

地域通貨の試みには面白い可能性を感じますが、この実物経済から遊離して急膨張したマネー経済の行き先はいったいどうなるのかちょっと見当がつきません。

 
List
  この記事は 17160 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_17260
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
【環境問題を経済問題に還元する】環境問題のニュースが面白いほどわかる本 「ぱふぅ家のサイバー小物」 08/12/08 PM09
191420 レバレッジ(乗数金融)の原理 井上宏 08/11/04 AM08
ユーロ、国民国家、世界通貨 「晴耕雨読」 08/10/08 AM09
181160 マネー(非実体的)経済は社会に何も貢献していない パンダマン 08/07/13 PM08
181052 市場社会の価格決定は騙しのシステムそのもの バスケットマン 08/07/12 PM00
171673 マネー経済〜7年前の投稿を読んで〜 HAYABUSA 08/02/29 PM05
165559 サブプライム危機の背後で世界を徘徊する、6000兆円の“ホームレスマネー” 矢ヶ崎裕 07/11/19 PM07
162554 グローバリズム化をもたらした無国籍マネー:ユーロダラー @ 井上宏 07/10/02 AM02
資本主義は“先送り主義”ではなく“先取り主義” 「晴耕雨読」 07/07/14 PM04
147553 市場とは、欺き欺かれる場。 阿部佳容子 07/03/19 PM08
136098 グローバルスタンダードが米国の経常収支の大赤字を埋める 庄恵三 06/11/01 AM06
98737 小泉のペテン経済の一環 匿名希望 05/10/08 PM00
87505 お金の価値の暴落 岸良造 05/03/17 PM06
28476 金融のプロの存在 匿名希望 02/04/12 AM00
17779 手の切り方が問題。 新井弘 01/12/04 PM08
17661 マネー経済拡大の原因 @バブル経済化 井上宏 01/12/02 AM00
17480 マネー経済の行方 雪竹恭一 01/11/30 AM00
17478 彷徨えるマネー 辻一洋 01/11/29 PM11

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
新しい潮流7 同類圧力は、新しい認識によって生み出される
新しい潮流8 現実を対象化するための概念装置
新しい潮流10 外向仲間収束は、観客から協働者への移行の土台となる
新しい潮流11 外向仲間の拠点(収束核)が、認識形成サイトである
新しい潮流12 外向仲間の本質は認識仲間である
新しい潮流13 認識仲間の実現基盤
新しい潮流14 社会空間における本源共認の実現形態
認識形成サイト1 認識仲間の演場となる拠点サイト
認識形成サイト2 単なる共鳴・伝播と参加・協働の違い
認識形成サイト4 市場原理の観客読者と本源原理の協働読者
発信欠乏は、喉元まで出かかっている
認識の営業は、相手を選ばない
対象は、ネットに馴染んでいない普通の人々
認識営業の『まつり場』こそ、『原初の社会』である
新しい社会の原基構造
認識を伝えた相手にも、同じ充足感を味わってもらう
認識営業の条件:対象はあくまでも新しい相手
私達は「気付き」始めた
本当にどんどん広がってる!
新たな世代間対立の始まり
みんな期待に応える場では、全員が供給者=需要者
サークルの引力と交流会の引力
バラバラだった社会現象が、交流会では繋がっていく
心斎橋(アーケード)路店でA
心斎橋(アーケード)路店でB
心斎橋(アーケード)路店でC
「次は、路上の時代になる!」と言い切った、その女の子。
共認運動の最前線(なんでや露店)と後方基地(なんでや勉強店)1
勉強って、こんなにも面白いものだったとは!
なんでだろう?を超えてしまった高校生
おばちゃんの表情に見る社会不全の表出
なんで屋さんはなんでも屋になれる
否定を超えて可能性基盤へ 
大衆の言葉の変化もプラス思考で
発信するために、受信する
ツイッターで、ひたすら皆の役に立つ事実を伝える。自らが媒体になりきる。

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp