日本人の勤勉について知人と話している中で、逆に新しい技術開発など独創性はどうやって養われるのだろう?という話になりました。もちろん勤勉的な粉骨砕身は勿論必要なのだろうが、それだけでは足りないような気もします。
スイスのロレックスや、ドイツのライカやカールツワイスなど、群を抜いた発明と技術力は一つのブランドとしての歴史を作ってきたと思います。
共に特化した技術に、何となく共通していえることとしては、いずれも私権社会の中で市場が確立いて以後のように思います。
私権圧力の中で、その外圧に対峙する中で、開発と高度化して行った物なのかもしれません。
比較的、日本人の中から独創的な新しい物(技術)が生まれたというのは、少ないように思います。むしろその勤勉性によって生まれる、卓越した職人技、熟練された技巧によって、精錬させ完成度を上げることに秀でた特質があるのかもしれないと思いました。
私権社会としての歴史が浅く、集団性が強い民族性としての特性もそういった要因の一つかもしれません。 |
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