否定脳(旧観念)からの脱却
167752 残存する要求運動の事例
 
熊澤敬輔 ( 31 高知 会社員 ) 07/12/25 PM04 【印刷用へ
>大阪高裁で進められている薬害C型肝炎訴訟の和解協議で、舛添要一厚生労働相は20日、同高裁が「国と製薬会社の責任範囲」とした東京地裁判決の基準から外れた被害者に対する基金(活動支援金)を、和解骨子案の8億円から30億円に増額する新たな修正案を公表し、同高裁に提出した。しかし原告側は「全員一律救済の理念が果たされていない」と拒否し、これ以上の政治決断を求めないことを表明した。(リンク


C型肝炎訴訟は最近では少なくなった要求運動の類の一例だろう。
この結果は、明らかに国が原告側にかなり譲歩したものだ。裁判ならば完全勝訴である。なのに、国からの謝罪を求める原告団。本当に国からの謝罪を求めているのならば、再度同様の問題を起こさないためには、など本質的な議論に向かうべきだ。

庶民の意識として、仮に本質の議論や問題解決のために使われる金ならば、(そういうシステムがあれば)多少の負担は払うだろう。
(※1人50円程度でも相当集まる)こういう金ならば、皆に感謝しながら問題解決に向けて動くはず。しかし、明らかに意識は異なる。

当の製薬会社は今や関係なく、国が対象となっているという問題。その時点で、近代思想(個人主義など)により、自分の利益という意識に変わり、皆の税金であることも忘れ、和解金をもらうのが当然になってしまう。

正当化した近代思想という旧い運動論から脱却出来ない限り、多くの問題が残る悪しき典型的な事例だと思う。
 
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