政府の目先の財政改革策に対抗するには、
>政府によるプロパガンダを見抜き、その虚構性を指摘しない限り、やはり、突破口は見えてこない<
と喝破されている「或る浪人の手記」リンクの記事を抜粋して紹介したい。(医療関連の記事に、国の借金などの視点を織りまぜた記事です)
------以下引用(概要)------
◆医療を巡る現状と方針
・全国の約1,000病院のうち、その3分の2以上が赤字経営(日本自治体労働組合総連合調べ)
・政府・総務省は、自治体病院など公立病院の経営構造改革≠フため「経営効率化」「(病院の)再編・ネットワーク化」「経営形態の見直し」を推進中。
・一つの医療圏で中核病院に医師を集約化する一方、周辺では医療機能を縮小して後方支援&a院・診療所にするという狙い。
・経営形態の見直しでは、現在の病院を地方独立法人化したり、運営主体を民間の法人に移す民営化などを計画中。
◆日本の財政が危機という大嘘 (経済コラムマガジンより引用)
・日本政府は莫大な資産を持っている。(金融資産だけで484兆円)
・マスコミは「国民一人当たり何百万円の借金」と政府の債務の方だけを過大に報じている。これには緊縮財政ムードを高めるための意図的な策略が感じられる。
・金融資産に加えて、政府が所有する土地・株式などの実物資産は、簿価に加え巨額な含み益がある。=日本政府の全部の資産は莫大。
97年の日本の純債務の名目GDP比率はわずか27.8%であった。ちなみに97年当時、米国50.5%、ドイツ45.9%、英国44.2%であり、日本の27.8%は突出して健全な数字であった。つまり日本にとって財政再建なんて全く必要なかったのである。ところが日本国民は日本の財政が悪いという大嘘話にずっと洗脳されてきたのである。
→財政破綻を理由に、医療改革が計画中だが、そもそも前提としている財政破綻は医療とは関係がなく、従米路線の国策の失敗である。
さらには、財政破綻そのものが大嘘である。
◆筆者の浪人さんの指摘
大手マスゴミは何処も言及していない事ですが、これは歴とした事実であり、日本の借金が大きい事自体は本当であるものの、「財政破綻寸前」などというのは大嘘もいいところな訳です。この嘘と欺瞞を暴く事こそ、医療再生へと繋がる道であり、日本再生へと繋がる最大の肝であると言えるでしょう。 「国が破綻すれば医療も福祉もクソも無い」という言説などに惑わされてはならない。
------引用(概要)以上------
紹介した記事は、国の借金が膨れあがった経緯なども記されていて面白い。
マスコミによって隠蔽、洗脳されている事実を発掘し、構造化する必要がますます高まってきている。 |
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