現在の人類が持つ欲求として、豊かな生活、利便性、快適性etc.の快美欠乏が挙げられる。
これらは、一見、より適応的状態、言い換えると生き易さを求めているようにも思えるが、よくよく考えて見ると、
豊かさ、便利さ、快適さを求めるが故に、化石燃料を多量消費し、分解不可能な大量の廃棄物を生み出している。別の見方をすれば、本能的(生理的に)必要な代謝エネルギーのレベルを超えたエネルギーを誤った価値観(観念)によって浪費し、結果として、循環系を逸脱した存在となってしまっている。
したがって、利便性、快適性の追求とは、適応=循環系を構成と言うこととは、正反対のベクトルにあると言って良いのではないでしょうか。 |
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