本当は、こう思っているのに、相手に対して、
「言ったら傷つくんじゃないか」「言ったら嫌われるんじゃないか」
と思ってしまって、言う事が出来ない
これらの本質は何か?
相手に踏み込むのが怖いという気持ちは、元々、“自分の領域に踏み込まれたくない”という気持ちから生起しているもの。
踏み込まれたくない。だから踏み込みたくない。
では、なぜ、相手に踏み込まれたくないのか?
>自分で頭の中に描いた期待や評価の充足イメージと、現実に周りから与えられる期待や評価(それらは、周り=仲間によって共認されています)との間には、ギャップが生じます。(2662)
このギャップを受け入れることが出来ない。
受け入れるとは、相手が踏み込んでくる(相手=自分の状態になる)ということ。
それに対して、壁をつくるのは、相手に対する否定視・不信感が根底にある。
※否定しているもの・信じていないものとイコールになることはできない。
受け入れることが出来ないから、受け入れられないと思っている。
これらに一貫しているのは、自我、または個人主義という観念
相手に対して言えないという人に、単に、「相手はそんなこと思ってないよ。だから言ってごらん」と言っても、言えるようにならないというのは、こういった根っこにある自我や個人主義という観念を温存したままだったから。
まずは、自分がこの構造に陥っているということを受け入れることが必要なんだ。 |
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