商品化されたものの源である土や水や空気や光は、昔から資源として地球にあったもので、土から掘り出したり、魚を捕まえたりする最初の行為は、金銭が介在しないという意味では、泥棒と何も変らない。
しかし、その後は合法的に金銭が介在し、いろんな意味での泥棒的行為が正当化され、また金銭を払ってしまえば、食べても捨てても何をしても良いという意味で、商品を奴隷化していく。
最初と最後は、特に泥棒と何も変らない。
資源の側から、商品の側から要求できることはないように考えられている。
お金儲けのために企業が資源や労働力を搾取し、また消費者もそれに乗っかって地球から搾取するシステムが現在の消費の多くの部分であり、GDPを支えていると受けとめられる。 |
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