>(注:同類圧力とは、人々の課題共認や規範共認や評価共認が生み出す共認圧力であるが、その最先端は常に同類闘争の圧力へと収束してゆく。)
共認闘争では、みんなの共認(評価)を得られたものがより勝ち残っていくから、いつか本当にすべての人が共認できるものがあれば、闘争は起こらなくなるんじゃないかと思っていました。むしろ、そういうことを目指しているのかと思っていました。
でも、仮にすべての人が共認できるものがあったとしても、それができるまでに常に共認闘争は行われるし、できたとしても、外圧は常に変化し続けるので、課題がなくなることはなく、従って、闘争がなくなることもない。
今までの社会は、掠奪闘争や私権闘争によって社会統合されてきたけど、それが衰弱してきて、それに変わる闘争形態が共認闘争であるという、闘争ありきでの社会統合様式のあり方を探っていたんだ、ということがわかりました。 |
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