私権社会の婚姻制
158797 なぜ女同士の再生基盤が必要なのか
 
佐藤麻衣 ( 25 青い森 OL ) 07/08/12 PM11 【印刷用へ
高校時代にある日、同級生の女の子から手紙をもらいました。
中学からの付き合いで、わりと仲のいい友達でした。
手紙の趣旨は以下のようなことです。

「小さい頃から家の中でお母さんとおばあちゃんの様子を見ていると、女同士って信用できないなって思ってた。
嫁と姑だから表面上はうまくいってるように装っているけど、いつも裏では悪口を言ってるのを聞いていたから、女同士って仲良くできないんだなって感じてた。だから、学校でも女同士の友達ってなんか信用できない気がして、あんまり心開けなかったんだ。ほんとは素直になりたいし、女友達にも心開きたいんだけどね。」

その手紙をもらったときは、嫁姑の争いのあるおうちなんだなあ〜。幼少期から嫁姑の争いを見てて、家族に甘えられなかったり、不安を抱えてたんだろうなあ。だから素直に友達同士の輪に入るのも警戒したたのかなと、漠然と考えてました。

でも、そもそもなんで嫁姑って争うんだろう?
なんで嫁姑、女の孫、もしくは女同士ってうまくいかないor不安を抱えるんだろう?という疑問もありました。

その疑問は、136597ですっきりクリアにされました。
>B父系制になるとどうなる?
・母系集団では女たちは生まれたときからずっと一緒。女の本分である出産や子育て、また日常の生活においても、女同士の結束(共認)や安心感は強かった。
・しかし父系制では、女は一人で他集団に嫁ぐことになる。嫁ぎ先では、女たちの生まれや育ちはバラバラなので、女同士の結束(共認)は弱くなってしまう。
・また女が嫁ぐとき、出身集団から持参財(家畜=食い扶持)を送ることになっていたが、その家畜の多寡や良し悪し(乳が良く出ればいい等)で、嫁ぎ先での扱いも変わってくる。
・それらあいまって、父系制では、女たちの不安は非常に大きくなった

父系制によって女同士の結束は弱まり、嫁姑問題も父系制に起因している。嫁姑の争いでは女同士の充足なんて得られない。共認非充足しか生まれない。さらにそのような家庭で密室的に育ったならば、女同士って仲良くできないもんなんだと思い込んでしまうのも頷ける。それでは、友達と付き合っていくにも、自分が子育てをする時にも不安なまま。。。

父系制により生み出された女たちの不安は、結婚、出産、子育て、友達などの人間関係とあらゆる場面で支障をきたしている。このひずみを突破するには、女同士の共認充足を積み重ね、安心基盤を再生することが必要なんだと思った。
 
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6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
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9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
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