サル社会を解明しよう
1568 原猿の縄張り闘争と子供の集団への残留
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 01/03/17 AM00 【印刷用へ
 >原猿は集団内のメスから生まれた子供のオスも、集団から追い出してしまったのでしょうか。同一集団にて育て大きくした方がより共認の度合いも深まると思われるのですが。

 モグラや原猿の中期までは子供はオス・メスともに成体になると親から追い出されます。成体になる=縄張り本能が顕在化するからです。従ってその後は元親子といえども 、縄張り闘争の敵同士になります。当然負けたほうは縄張りがなくなり死んでいきます。(非情なようですがこれが縄張り闘争の本能です)
 さて原猿に於いてオスメスが同棲しだした時期は、はっきりしませんがおそらく原猿時代の中期から後期と思われます。この段階ではメスの縄張り闘争の本能は殆ど封鎖されています。
 ですから、おそらく直ちに娘が親の縄張りに残留することになったと思われます。(実際メス残留の原猿が後期に登場)これによってメスの縄張り闘争は消滅します。

 ただし相変わらず、息子は追い出されるままです。
 
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