素人による創造
154011 主張や説得や議論
 
越見源 ( 43 大阪 都市計画 ) 07/06/10 AM11 【印刷用へ
>☆大切なのは、現実を対象化すること。それが、思考する(=探索し、可能性収束して統合する)ことの全てである。

>あくまでも行動(その為の思考=思念や提起)の共認であって、行動する前に思考内容を主張し合う事など殆どない。(7244)

>現実の私権闘争や身分確保の為には、この倒錯観念を巧みに操って己の私益を正当化した方が有利である(私権時代初期の神権政治が、既にそれを象徴している)。かくして、主張や説得や議論が(統合階級を中心に)不可欠になる。(7245)


仕事の場面などでも、方針を巡って延々と主張のし合いや説得、議論が繰り返されることはよくある。しかし、そういう時に限ってろくな結論が出ず、時間の浪費にしかならない理由が上記よりわかった。

なぜなら・・・

○主張、説得、議論とは、己の私権獲得や身分確保(=自分発)のためにあり、最初から皆にとって有益な行動方針を出すつもりなどない。(自分の考え>みんなの共認)

○倒錯観念による倒錯思考であるがゆえ、そもそも現実を対象化できない、だから現実の問題への突破口たり得ない。


逆に、混乱せずに方針が出せている状況とは・・・

○皆が現実の外圧を正確に捉えられおり、どうしたら突破できるかに皆の意識が収斂している(可能性収束)。

○そこでは、より有益な答え及び、それを出せそうな人への期待が高まる。また、答えを出してくれた人への感謝の念も生ずる。(みんなの共認が全て)


私権時代においては、倒錯観念を駆使して自分以外の相手を騙し、論破できる人間こそ勝者であり、従って、自己主張や説得力や議論で勝てる話術はプラス評価された。

しかし、私権圧力が衰弱し、代わって私権時代が外圧捨象のツケとして生み出した様々な人類的課題への答え期待圧力(外圧)が高まった現在においては、状況を見えなくさせる倒錯観念も、自分のための主張や説得力も、何の役にも立たないどころか邪魔者でしかない。

・・・人類本来の実践思考の再生が求められている。
 
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