>私権闘争・掠奪闘争を止揚した次代の人類の最先端機能とは、最先端の認識闘争=評価競争の場となる『認識形成の場』そのものに他ならない。
現在の、先の見えない時代の中で、誰もがあらゆる局面で答え(方針)を探している。
しかし、少し考えてみれば、答え・認識とは常に全く一人で考え出すものではなく、誰かしかとの協働関係の中からしか生まれてこないものである。それは、出会ったことの無い人が書いた本や発信からの気づきであっても同様のことであると思う。
例えば、1人で1週間かかって見つけられる答えは、10人集まれば1時間で見つけられる可能性だってある。要は、可能性が10倍に広がるわけであり、その数が多いほど可能性の確度は高まっていく。
つまり、協働によってつくりだす答え探索の場=認識形成の場ができることで、現在の超難課題の次代予測は、一人で考えるよりも何千倍もの可能性が高まるということである。
さらに、
>答え(に近い認識)こそが、人々の意識を統合すると共に、その答えが人々に活力を生み出し、その認識が人々の全ゆる行動の指標(モノサシ)となる
とあるように、答えと活力は常にセットであり、答えの得られる可能性が高まるということは、活力の得られる可能性が高まるということと同じである。
つまり、それが認識形成の場が現在の閉塞感を打ち破る可能性・活力源であり、人類の最先端機能ということではないだろうか。
要は、一人であれこれ悩むぐらいであれば、認識形成の場に【参加】するだけでも可能性が広がっているということである。
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