環境破壊
150260 大気汚染物質と花粉症のメカニズム
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 07/04/25 PM10 【印刷用へ
黄砂が様々な大気汚染物質を付着させているように、ふと、花粉も同じような性質を持っているのではないかと思い、また花粉症は観念的な影響も大きい(147504)ものの、根本的な原因となっているものが他に必ずあるはず・・・という疑問も残っており、調べてみた。

●花粉症は、大気汚染物質により発症しやすくなる。
>黄砂は大気汚染物質を多量に含むので、気管支炎の人には最悪で、アレルギー症状を起こしやすくなります。
>花粉症が、花粉単体ではなく、硫黄酸化物や窒素酸化物などの大気汚染物質と混合されることで発症しやすくなるのと同じ原理です。(リンク )

●そのメカニズムは?
>花粉症は免疫反応の一種です。人間の体は、アレルゲンと認識した花粉に一酸化窒素(NOxの一種)をぶつけることで攻撃します。この反応は、利用可能な窒素分(硝酸塩はNOxのイオン状態と言えます)が豊富にあるほど激しくなります。現代の日本は、空気中にも食品にもNOxが過剰な状態となっています。
>車の排気ガスや中国や韓国などの大気汚染物質を吸着した黄砂の影響等で、吸い込んでしまう空気中のNOx(窒素酸化物)が増えてもアレルギー反応が激しくなります。アレルギー反応が起こると体内でもNOxを発生させてしまうので、ますます免疫反応が過敏になってしまいます。このままでは免疫反応が過剰になってしまうのですが、過敏な免疫反応(アレルギー)を抑える働きが消化管にあります。
リンク )

●NOxの主な出所は?
>日本の窒素酸化物の68%は車から。
  ・車の後ろに立つと臭くて気持ち悪いのは有害ガスを含むため。
リンク )

以上より過剰なNOxが免疫反応を過剰にさせて花粉症を激しくしていることが分かる。過剰なNOxは、酸性雨や森林破壊をもたらすものと思っていたら、体内環境も破壊していた。(やはり人間は自然の一部。)

なぜ花粉をアレルゲンと認識するかについては明確な記述はないが、おそらく花粉にも大気中の有害物質が付着していることで、本来は自然な花粉を人間の体がアレルゲンとして認識しているのではないだろうか?
※花粉は多孔質だったり、ハリセンボンのような突起をもっていたりしており(ウィキペディアの写真参照 リンク )、物質が付着しやすい構造になっている。

このように大気中の有害物質や食品中の有害物質が花粉症を始めとするアレルギーの主原因となっていることは明白と考えられる。




 
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