共同体社会の実現
148827 非営利活動が結果をだせないのは
 
橋田和弘 ( 26 高知 会社員 ) 07/04/07 AM00 【印刷用へ
 現状、ボランティア活動や環境運動、NPO活動など、非営利活動という名の市場外活動が数多く存在する。それらは盛り上がりを見せているようであるが、その実問題解決に至った事例はほとんどないのではなかろうか(問題が解決していけば団体数は減ってもおかしくないが、増える一方)。

 そもそも、それらの団体を設立するにいたった問題群は、現在社会秩序を形成している、国家や市場が生み出した物であり、その現況の改善なくしては焼け石に水状態であると思う。

 また、それらの非営利活動に対して社会的に一定の評価は得られてはいるが、市場の中の経済活動と比較するすべがまったくなく、「これはこれ、あれはあれ」といった具合に、問題の原因とその補完物である非営利活動がなんのヒエラルキーもなく、独立して存在している。

 >潜在的な新しい可能性が顕在化して新しい現実と成るためには、古い殻を内側からこじ開け、私権の現実の中を突き抜けてゆく必要がある。だとすれば、新しい演場、とりわけその中核を成す『認識形成の場』自体が、私権の現実(国家や市場)の真只中に乗り込み、内部から私権世界を解体・再統合しながら、突き抜けてゆくしかない。(35272

 私権圧力の衰弱から生起した本源収束の潮流がこれらの非営利活動を活発化しているのだが、現実世界と潜在思念のはざまでどちら付かずになっているのではないでしょうか。

 引用投稿にあるように、私権の現実の中で、営利活動以上に必要とされ、人的評価を勝ち取って行く以外に、これらの活動が根本改善という結果を出していく術はないと思う。


 
 
List
  この記事は 35272 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_148827
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp