>外圧低下すると集団統合力が低下し(中略)原モグラ以来1億年に亙って踏襲してきた首雄集中婚を維持することが困難になっていった。こうして約1万年前、人類の雌雄(婚姻)関係は劇的に変化してゆくことになった。 実現論1_8_02
>採集部族は、総偶婚 実現論1_8_03
>狩猟部族は、勇士集中婚 実現論1_8_05
首雄集中婚は、強い子孫を残そうとする自然の摂理であり本能。ところが勇士集中婚や総偶婚は、本能だけでは成立し得えません。人類はそれまでに進化させてきた、共認→観念を駆使して、新婚姻形態を生み出したということではないかと思います。
観念が弓矢(=物)の発明に留まらず、社会統合様式まで生み出す点が、人類らしく非常に面白いと感じます。婚姻制は、本能→共認→観念を貫いた最基底の統合システム。人類社会を捉える上で、いかに重要な要素かわかります。
※実現論勉強会リンク
極限時代から採取時代の転換点に着目。観念機能の進化に伴い、長らく踏襲してきた首雄集中婚から、新しい婚姻形態に移行しています。
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