>『認識闘争の場』は人類の最先端機能となり、全てをその下に収束させた社会統合機能となる。
つまり、私権闘争・掠奪闘争を止揚した次代の人類の最先端機能とは、最先端の認識闘争=評価競争の場となる『認識形成の場』そのものに他ならない。31767<
場が「機能」であるというのは大きな気付きでした。
私達は機能というと、個別のシステムや組織、あるいは個々人がもつ能力と捉えがちです。
だからこの場合も「認識形成の場には最先端の機能がある」という風に理解してしまいます。
しかしその発想では、「場」という個々の空間が持つ能力、という域を出ず、それでは個々の人間や組織の統合は出来ても、万人を統合するという地平とは距離があるように感じます。
「場」とは、そうした特定の空間などではなく、機能そのものである。
そして認識形成の場というのは、人類が新たに獲得し得た「機能」そのものである。という視点は大きな発想の転換であり、まただからこそ、「認識形成の場」は人類=万人を統合する機能と可能性を持ち得るのだと思います。
|
|