>それは、云うまでもなく、私権の強制圧力の故である。私権の強制圧力は、単に主食品のような必需品に対してのみ(=本能を直撃する様な圧力としてのみ)働いていた訳ではない。むしろ、重要なのは、私権の強制圧力が作り出した人々の共認(内容)である。(33821)
貧困が消滅、私権観念が崩壊することで、人々の不全は私権不全から社会不全へと転換した。それとともに「物的な豊かさ追求」という普遍的な目標共認は溶解し、人々の収束先となる共認(内容)は失われた。
今、誰もがが求めているのは収束先となる新しい「人々の共認(内容)」を形成することに他ならない。それを実現するための『新しい認識』と、誰もが参加できる『認識形成の場』の構築がその答えとなる |
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