実現論を塗り重ねてゆく
142553 環境保護団体グリ-ンピースの現状と限界
 
前山薫 ( 35 東京 照明士 ) 07/01/17 AM09 【印刷用へ
>云うまでもなく環境破壊・肉体破壊の原因は、市場拡大にある。にも拘らず、市場拡大を推進してきた旧思想に代る新理論を構築できず、当の旧思想に依拠したままなので市場の補完運動に堕し(それではごく一部の人しか参加しないので)、環境運動のNW化さえ出来ないでいる。(9050)

世界的に最もメジャーな環境保護団体であるグリーンピースの現状を調べて見た。(ウィキペディア:リンク、及びグリーンピースHP:リンクより)

日本では捕鯨反対の欧米環境団体というイメージが強いが、日本にも支部があり、世界全体でのサポーター(会費を払う活動支援会員)は290万人の中で日本は5500人。有給専従職員は1000人(日本は17人)。

活動の内容を見ると、海洋生態系、オゾン層破壊、森林、原子力、化学物質汚染、エネルギー、気候変動といった多くの問題に関わっており、最近の日本では森永製菓への遺伝子組み換え不使用の呼びかけや、共謀罪への反対運動なども行っている。

抗議の対象は、アメリカ、フランス、日本等の各国政府から、国際石油資本のエクソン、シェル、電気機器メーカー、食品会社、日本だとトヨタ、松下、アサヒビールとあらゆるところを敵に回して活動しており、問題指摘に留まらず、改善案の提示を行って成功している事例もある様だ。

これらの事例からは、国家も含めた市場経済に対する一定の抑止力を形成できており、ここは評価できると思う。が、結果として、市場重視のつけを指摘して改善させる「市場の補完団体」と化しているという指摘(9050)はまさにその通りだといえる。

グリーンピースの活動を支える思想は権利の主張をベースにしており、なんにでも反対する団体という印象が強い為、参加者は多くはなく、NWの広がりにも限界が感じられる。

やはり、近代思想に基づく運動には限界がある。それに替る新しい思想に基づいた運動の必要性を強く実感した。
 
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