もはや学校は終っている
141413 教育の過保護化
 
太刀川省治 ( 46 大阪 建築士 ) 06/12/31 AM06 【印刷用へ
>教育の福祉化は、子供にとっても定年後の高齢者にとっても、下手をすると市場(→ゆくゆくは共認市場)にとっても、活力再生に繋がらないあとで変えるのが大変な課題がまた一つ増える、と言えるのかも知れません。< (140995)
 
なんでもかんでも学校という場でこどもを囲い込むシステムが作られているように思う。本当に恵まれない子供に対して行うことなら全体に影響を及ぼすとは考えにくいのだが、現状は教師や親が、子供達みんなの活動の場をすべて用意しているように見える。

1年中、小学校では学校やPTA、町会、子供会、老人会などによるイベントが行われている。うちの子供の学校でも遠足、親子プール、キャンプ、盆踊り、運動会、日曜参観+交流会、○○(学校名)祭り、いきいき学級、もちつき、焼き芋大会などなど。主催者こそ違えどすべて学校を舞台に行われている。子供達はいつも“お客さん”だ。

子供達はもちろん楽しんでいるのだが、そこで何か特別な体験をすることはない。すべて大人がプログラミングしてその通りに動く、あるいは単に観客となっている。みんなで演芸を観ているのと変わりない。その場に仲間との協働作業や「役割充足」はない。そういう体験を得るのはきまって、学校からも親からも離れた場で友達とツルんでいるときだ。

子供に迎合しているだけの教師、あるいは常に子供に関わっていたい(過)保護者がそこに存在している。小学校という場が、どんどん「教育」から離れていっているように思えてならない。
「子供の為にするのだから」という観念のもとに、「答えを出せない(闘えない)」「傍観者」「自己チュー」を再生産しているのが小学校の現実ではなかろうか。 

 
List
  この記事は 140995 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_141413
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
141520 毎日、自ら向かい合うべき課題 aose 07/01/02 PM08
141415 RE:教育の過保護化 佐藤英幸 06/12/31 AM07

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp