このコーナーで、処女性が議論されるなんて思ってもいませんでした。
でも、ちゃんと議論しておくべきテーマなのかもしれません。
いつの統計だったか忘れましたが、ある統計では
相手が処女かどうかは問題にしない男性は 75%
処女性を重視する男性が 25%、
一方、
遊びではこだわらないけど、結婚相手だとこだわるという数字が 75%
この結果から考えると、潜在意識の中でこだわっている男性を含めて、80%の男性は、処女性にこだわるということになります。しかも、絶対に処女であっては困るという数字はないので、残りの20%も怪しいものです。
日本の男性は、何故、処女性にこだわるのか、それは、長い男性支配の歴史によるものだと思います。いくら性解放がなされたといっても、長い歴史によって作り上げられてしまった、精神構造(特に潜在意識)と、それによって、自動的に発生する機能抑制機構まで変化させることはできなかったのです。突然の性解放によって、男性の性機能は崩壊してしまったのです。そういう状況での性行為によって、女性の性機能を改善することは不可能なのです。そこから<性充足>を得ることはできません。そう考えれば、処女性は、捨ててしまうほど無価値なものではないということになります。
これは、男性を責めることによって解決できる問題ではありません。機能低下した精神と肉体の「構造改革」が必要なのです。処女でなければ勿論のこと、例え相手が処女であったとしても、もしかしたらという疑心暗鬼が発生した途端に、性機能は自動的にダウンしてしまうのですから、始末におえません。潜在意識の構造改革には、前にどこかで発言しましたが、意識と潜在意識の同化訓練をする必要があります。それと併せて、肉体的な機能改善も実施する必要があるでしょう。本当の充足を得られるようになれば、こんな問題は、取るに足りないことと無視できるようになるはずなのです。
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