「メスには首雄がいるから近づけない」
「満足に食えない」
「常に誰かの縄張りを侵犯→首雄に怯える日々」
「なのに、外敵がいないから死ねない!!」
の本能不全に陥っていた弱オスたち。だからこそ、共感回路を獲得できた。
一方で、首雄は??
縄張りとメスが確保できていても、安泰じゃない。つねに縄張りの端の方には弱オスたちがいて、自分の縄張りを侵犯し続ける。しかもきっと一匹じゃなくて何匹も…完全には追い出しきれない、いつも誰かがエサを狙ってる。
これって、首雄にとっても、本能が混濁してしまうような状態。
しかも、首雄に庇護されているはずの、メスまでも、弱オスたちの絶え間ない縄張り侵犯にさらされていたなんて!!
故に、首雄はメスに不全解消期待(=性的期待)をかけ、メスはメス同士の性闘争を封鎖し、恒常的にオスに庇護してもらうことを選んだ。
弱オスから獲得した共感回路も、首雄+メスから生まれた、男女の役割期待も全ては不全⇒可能性発だったんだ
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