※3段落・4段落を図解化しました。
経済破局や環境破壊の危機は、観念によってしか把握されない
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V ||
危機回路の作動 || 私権衰弱
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V V ↓ |
既成観念 既成観念の捨象 |
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| || ↓ ↓
| || 観念自体の捨象
↓ V ↓
支配観念に 専門家に 危機・課題の
絡めとられる 委ねる 流産
本文引用-------------------------------------------------------
●経済破局や環境破壊の危機は、数字や構造認識(つまりは観念)によってしか把握できない。もちろん観念で把握しても危機回路は作動するが、その前提をなすのが既成観念なので、結局、支配観念に絡め取られて突破できずに終るor専門家(統合階級)に委ねられて終う。
しかも、私権が衰弱して生命力を失った(かつ現実からズレた)既成観念はとことん捨象されてゆく。観念自体が(上記の構造認識はもちろん、標語化した価値観念さえ)生命力を失って捨象されてゆく以上、観念によってしか把握できない危機・課題が流産してゆくのは必然である。
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