原猿が陥ったのは、恒常的な飢えと絶え間ない強者サルの攻撃という、極度の不全状況。
ゆえに、
@滅多なことでは作動しない適応欠乏が生起
A危機逃避本能が単発的でなく、恒常的に作動
した(実現論1_4_04)わけですが、
ここで注目したいのが、適応欠乏という根源的な欠乏が生起したことで、脳回路上で様々な可能性探索が繰り広げられ、本来的に原猿に備わっていた諸本能が動き出したこと。以下、その部分を図解化。
適応欠乏が生起⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒
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↓ 性闘争本能を抑止→→→追従本能が解除⇒⇒依存本能が作動
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危機逃避本能が作動→親和本能が作動→親和本能の強化 |
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