現実社会において新たな『判断土俵』を構築しようとすれば、それは『市場(現実)』の枠外ではなく、まずは『市場(現実)』の枠内にその場を求め、評価を獲得しなければならない。
既存のボランティアやNPO等は市場の外(無償)に拘ったためにかえって市場社会の補完物となってしまった。また市場での評価を無視した要求のために単なる利権屋に成り下ってしまう事例もある。(グリーンピースや同和団体などはこの典型的なものであろう。) これでは市場に従属しているだけに過ぎず、新たな『判断土俵』が生まれることはない。
新たな可能性(実現体)は、あくまでも今の市場(外圧)で評価され生き残ったものの中から生まれるのである。
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