自然をとことん対象化し、自然の摂理の中に答えを見出す。
当たり前のようですが、現代人はこれまで全くできていなかった思考です。
例えば、性・女を何よりも求め心底では女を自分の所有物のように扱いながらも、社会空間では性・女を私事として現実行動と切り離していたのが、現代人です。
人類の歴史や存在を見つめ未来を築こうとした先人の思考も、特別な存在として人類を捉え、人類に都合よく解釈したに過ぎず、下半身を切り離してしまったがために、近代思想にしかなり得なかったのだと感じます。
現代社会の閉塞状況から、今人類がどこを変えるべきかを解明するには、人類の原基構造を解明し、現代の価値観と対立した認識であっても、自然の摂理に照らしてどちらが論理整合性が高いかを羅針盤に進んでいくべきなのだと思います。
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