実現論を塗り重ねてゆく
131152 現代人に多い、思考の動機に対する注意点
 
本田真吾 HP ( 50 香川 建築家 ) 06/09/17 PM03 【印刷用へ

体の欠乏を、おもに本能を司る古い脳で感じる、これが欠乏意識。そして、外部の状況を、おもに目などの本能器官と一つながりとなった古い脳で捉える、これが状況認識。この状況認識をもとに、欠乏意識をどのように満たせばいいかを探索するのが、主に共認回路。そこで、探り当てた欠乏の充足方法=脳回路上の経路のひとつを、答えまたは実現回路という。

このように、考えるとは、欠乏意識を充足させるため、状況認識をもとに、(本能⇒)共認回路上で充足を探索する行為である。これでも答えが出ないとき、観念回路に状況の整序を担わせ、共認回路にフィードバックし、その共認回路の充足の可能性を高める。あくまでも充足するのは感応(本能⇒共認)回路であり、観念回路ではない。

ここで、共認回路の充足機能とは統合機能そのものでであり、状況を整序し共認回路にフィードバックするだけの観念機能そのものには統合機能はない。だから、考えるとは、本能⇒共認回路の充足させるためにあるのであり、頭の先っぽの観念を弄繰り回すことではない。この方法でいくら考えても統合でできず(共認回路の充足を得られず)、不全は増大するばかりになる。

これが、現代人に広く見られる思考の動機に対する注意点だ。

 
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