これまで、古代宗教や近代思想については勉強してきましたが(いづれも現実否定に基づいている)。しかし、原始人がどうであったか?という視点は新鮮でした。
圧倒的な自然外圧に対して、否定している暇はない(生きていけない)。
ひたすら現実(自然)を直視し続けて、突破口を探してきたに違いない。
それと比較すると、圧力が緩めば緩むほど、自我へ収束することがよく分かます。しかし、一方で現実はそこに存在し、真っ向から否定することなど誰にも出来ません。
そこで起きてくる矛盾に対峙することが出来るか?
現代人には、原始人のような絶望的状況がない以上、ごまかしを許さないという視点が不可欠だと感じました。
|
|