>対象同一性を失った多くの若者は適応欠乏⇒潜在思念にしたがって仲間⇒みんなへと同化し、対象の獲得を試みるのですが、乳幼児期に親和不全が生じた場合はひたすら母親に同化収束します。75324
対象同一性を失う原因が母親との親和不全であるのなら、上記に従って、殆どが母親に同化収束するので、仲間⇒みんなへ向かうことはありません。
上記のように、対象同一性を失っているにも拘らず仲間⇒みんなへと同化していくには、よほど強い適応不全(母親への同化収束も振り払うほどの)が必要になります。それほど強い適応不全とは一体何なのでしょうか?
恐らくそうした強い適応不全は、何となく生きていける現代ではほぼ生じることが無く、従って母親か自分に収束するだけで仲間⇒みんなへとは向かわないのでしょう。しかし、唯一残る可能性として極めて強い同類(みんな)圧力があればそこから適応不全が生起して改めて自分や母親というダメな収束先を乗り越えることが出来るかもしれません。
というか、もはやその方法しかないことが明らかになります。
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