>おしゃぶりを使う方の理由の多くが「寝ぐずりやご機嫌が悪い時におしゃぶりで泣きやませる」ということで使用されてしているようです。また、2〜3歳くらいの子でも外出時にずっとおしゃぶりをくわえている子がいますが、これも「外出中に騒いで、ぐずって、親をてこずらせないように」という親発の身勝手な要求から出ている場合が多いようです。(110847)
親の自己都合や自分中心の考え方や行動が子供に与える影響は大きい。親和欠損が強かったり親の囲い込みが強力だと、自己攻撃に向かったり、表層的な仲間関係で留まったりして活力が出てこない。
一方、親和充足が得られていれば、充足体験の積み重ねの中で、その対象性は、家族→仲間→社会全体へと同化の領域を順調に広げていける。しかし、これはこれで私権の衰弱がもたらした収束不全(=「答えがない」)という状況のなかで、活力が衰弱してしまう。
>母親への同化収束力が強すぎるために母親以外は同一化の対象にはなり得ず、仲間圧力=同化圧力も表層的だけでやり過ごしているようです。・・・・・・「やりたいことが見つからない」若者や、「会社をすぐ辞めてしまう」若者が増えたのも、親へ同化し続けた結果と言える層が少なからずいるようです。(75324)
そう考えると、「出口が見えない⇒無難に親元収束」という行動様式は、答え=新概念に向かえないという意味において、非常に危険な状況といえるかもしれない。
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