>3世紀頃になるとクナド婚に変革が起こり、男が女の部落へ通う妻問形態の個別婚が生まれる(22931)
クナド婚から妻問婚への移行は、集団婚(婚姻が集団内で取り決められているということ)から私有婚への移行を示していると思う。
集団婚と私有婚の違いは性闘争を封鎖しているか、顕在化させているかの違い。性闘争を顕在化させているということは、(本源的な)共認充足にはほど遠いので観念進化していかないという状況に陥る。
その進化なき時代の集大成=終局が、現代あふれている旧観念群、自由・平等・平和そして個人。その結果としてのガタガタ現象。
国家における婚姻制度は、企業における人事問題(制度・配置)と同じく、集団の根幹を成すもの。
もはや放置はできない。
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