社員の活力を引き上げるには?
105982 同化は、活力源の必須条件
 
小圷敏文 ( 壮年 大阪市 建築士 ) 06/02/19 AM08 【印刷用へ
今日、仲間と「同化とは?」について話をした。その中で、得た気づきとは、

●先端可能性収束=適応態

>子供とかを見てると、対象に対して肯定視(興味・関心を持ち)さえすれば、すぐに同化してしまう。人にも、動物にも、テレビにも。
大人になるにつれ、肯定視と同化の間に壁が出来てゆく。すごいと思っても、自分には無理と思って同化するのをやめてしまう。
結局、不可能視が根っこにあるんだなと思った。(71585

ヒトは、「本能→共認→観念」と先端機能を強化してきた存在。
そして、乳幼児〜成人の成長過程に「共認→観念」機能の拡張を託しているらしい。それというのも、外圧に適応するために全方位の可能性を担保するため、と受け止めればすっきりする。現存する人類は、その結果として「在る」訳だから、「人類の原基構造」と解される。

●不全を顕在化することが活力源の「種」となる

世にいうストレスという概念は、外圧に対する不全感を潜在思念の奥深いところに沈積させるだけだから活力に転換できず、負の要素のみが浮き彫りとなった概念にすぎない。一方、不全を仲間・集団・社会に開き出すことによって顕在化し普遍化できれば、「どうする?」という思念に導かれて全方位の可能性探索へと向かう。

恐らく、自分発の思考を封鎖して、仲間→集団→社会へと視座を移せば、その原基回路が作動して、潜在思念発の可能性探索が可能になるのだろう。「肯定視」とは、そのようなことを云うのだろう。

その場面では、未明度が高い程「前進感や可能性」を示唆・刺激する発信へと可能性収束していく。イントラネットによる社内板等でトラブル・クレームの事象報告がなされた場合など、一旦は「事象は×」のボタンが押されるにしろ、一転して参加者の同化・応合機能は全開となり、わずかな気づき投稿でも、それがヒントとなって一気に可能性収束していくことなどによって、それを実感できる。

●課題共認の前段に、潜在思念発の可能性探索あり

>●現実対象の探求途上に出てきた言葉は、答えに成っていなくても、まとまっていなくても、(潜在思念で)自ずと共認される。【中略』素人にとって、答えに達するのは至難の技であり、探求途上の有効性の感じられる一つの切り口でも思い付けば上出来だろう。それをそのまま、探求途上の言葉で表出すれば良い。(7675

在り来たりのミスなら、経験に裏打ちされた手順統合を示せば、終い。しかし、多くの未明課題は、そうは行かない。そんな場合は、中途半端な説明口調より、全方位の可能性を感ずる潜在思念発の切り口提示のやり取りがなされてこそ、方向性は見えてくる=(期待)課題は浮き彫りになってくる。そして、みんなの期待が付帯した「課題共認⇒役割共認」は、ほぼセットとなって顕在化してくる。だから、分担対応者の活力源足り得る。

世に云う「外圧=ストレス」には、共認という概念が欠落しているからで、私権統合原理を前提にした自我心理学の限界を露呈しているともいえる。しかし、自分からみんなへとパラダイムの転換した共認統合の時代にあっては、潜在思念に沈積した統合不全も、みんなの普遍的な不全として顕在化させることができれば、「外圧=活力源」となる。


 
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