原始人類の婚姻様式と男女和合充足
105328 人類が獲得してきた2段階の性収束
 
田野健 HP ( 45 東京 監理 ) 06/02/08 AM00 【印刷用へ
>観念原回路(=精霊信仰)ができると、そこへ可能性収束するので、ますます共認回路(同化・応合)は強化され、いわゆるテレパシーや“気”と言われるものを感じるまで豊かなる。そして、男が何らかの性的な期待やイメージを発するだけで、女がその通りに反応して感じる、さらにある女の快感を別の女も同じように感じるチャネリングセックスが可能になる。(77760岡本さん)

真猿から人類へ進化する中で最も特徴的なのは言語や火の獲得に並んで性機能の進化というものが挙げられると考えています。

上記の岡本さんの投稿の中に極限人類がどのようにして性へ可能性収束したのかがわかりやすく書いてあります。
極限人類がなぜ性機能に収束したのか、そしてそれはどれほど強いものなのかを考える上で、極限的な生存圧力を受けて到達した精霊を見るという観念回路の発達やその延長である言葉の獲得を重ねてイメージすることは有効な事かと思います。岡本さんの投稿にヒントを得て性収束いついてさらに考えてみました。

性収束を主に牽引したのは女の存在であるのですが、人類史において大きく2段階あるのだと考えます。

一つ目は肉体的な性機能の変化です。
真猿が木から落ちて(降りて)片輪のサルとなった人類は350万年の長きに渡り種の絶滅という危機に常に直面していました。そんな中で小集団で洞窟にすむしか生存の可能性がなかった人類は初期の段階ではサル時代より外圧がさらに高まる中でサル時代の婚姻様式であるボス集中婚を強く集団規範として存続させていたのだと思います。全く戦力にならない女達はより依存の度合いを高め、全的にボスに収束する中で性機能を磨いていきました。それは発情期を恒常化させ肉体を改造するまで至ります。恒常的に生起するボスや集団の生存不安の需要に女達が性充足を与えることで人類は生き延びてきたのです。

次が第2段階です。
必然的に全員が肌を寄せ合う形態をとらざるを得なかった洞窟という空間がボス集中婚を実質上は崩していく一つの要因になったのではないかと考えます。女達は集団規範上、集団内のボス以外の男に性交は与えられないけど彼らの性期待に対しても何とか応えていこうとしたのだと思います。そこから性交がなくても性充足が与えられるチャネリングという手法を獲得したのではないでしょうか。(岡本さんが言うように一部は進んで性交まで及んでいたのかもしれません。)それがそのまま男達に転写し集団全体のチャネリングまで可能になった。より高度な共認回路を獲得する事でそれがその後の精霊を見るという観念機能の獲得に繋がっていったのではないでしょうか?

そしてこの段階で人類は規範上の実質においても性を集団で全的に肯定する段階に移行したのだと思います。従って岡本さんが提起したように観念回路の獲得(200万年前)の前後に全員婚に移行しそれをもって集団共認と和合共認が初めて合致したという境地を獲得したのではないでしょうか。

>従って、観念原回路を獲得して以降は、全員婚の可能性が高いのではないだろうか。そうなら採取時代の総偶婚はなんら不思議ではなくなり、次は交叉婚や勇士婚および遊牧部族の父系制への転換が問題となる。(77760)

話が一気に飛びますが、性収束とは観念機能と並んで人類の命綱であり、現在の男女の性機能の低下や性収束の衰弱は滅亡に繋がる決定的な問題であると改めて認識させられます。

共認回路の再生と同時に、失われた本源の性の再生が急がれる所以はそこにあります。
 
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