年の末に年末ジャンボ宝くじが売れる。庶民はやはりお金が欲しい。何故ならお金がない自分がいる。今の稼ぎでは少ない。もっとお金が欲しい思う人がたくさんいるのが実態である。
しかし一方で、欲しい物がありますか? 本当に必要な物って有りますか?
プラズマテレビ 新車 海外旅行 etc. 本当に、お金のために時間に追われるような仕事をしてまで、欲しいと思うものがありますかと問われた時に,はたと考えてしまう事も事実。
実際、私たち庶民は、本当はそんなに必要でもない物を買うと、とても快適な生活が実現するかのような「幻想価値」を、刷り込まれてしまっている。マスコミはお金を使ってもらうように,格好良い俳優はデザインの凝った(=高いメーカー品)を着て幻想化し、お金のかかるデートスポットを幻想化し、CMで其の幻想化を撒き散らしている。
けれど、最近のテレビでも、物的社会から解放されている生活が、本当の豊かさではないかと問うような番組がよく出てくる。やはり、本当は必要のない商品を買うための、お金に追いかけられる生活は、おかしいと感じて、その様な市場競争社会から解放された生活の方が本源的であると感じる人が、多数居ると言うことである。
実態的には不要になっている商品を、幻想価値でだまされて、無理して買う事になってしまっている。そして其の為に、働けど働けど暮らし楽にならず。(次から次に幻想か商品が出てくるからで、実態的には既に、物充足で、生きて行く為だけなら殆どが不要)
この事は、もう殆どの人が感じており、皆で、「余り必要でない物は買わないでいいよね」「本当に必要かどうか再考してみよう」と考え始めて、不用品を買う人に、「今だにそんなのを買っているの」と言うような共認形成がなされる社会に少しずつ移行していくしかない。時代はそうのような方向に動き出していることを、皆で共認していくことで次の社会に変わることが出来るようになると思う。
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